私が07年2月に手に入れた音源の紹介です。
今月27枚。
本当にバラバラなジャンルで。
●寺尾聰/ Reflections
「ルビーの指輪」が特に有名なこの1枚ですが、いやアルバムとしても実にいい。
80年代のアレンジというのはそうなんだけど、「Habana Express」「二季物語」
「出航 Sasurai」など大人の色気溢れる曲満載。ちょい悪なんちゃらとか言われてますけど、
こういうことっすよ。僕がカッコいいと思う大人の男は。
●デーモン小暮/Girls' Rock
聖飢魔IIのデーモン小暮が80s〜90代の女性ロックをカヴァーしたアルバム。
レベッカ、Show-Ya、渡辺美里、浜田麻里等々。僕の小・中学生ど真ん中です。
ベストテンとかよく見てたなぁ。「Return To Myself」「My Revolution」
「翼の折れた天使」「永遠の一秒」「Tattoo」...どれも口ずさめる。
しっかり自分のものにしているし。
このアルバムがいいと思うかどうかはデーモン小暮の歌い方がOKかどうかだ。
●ニコモノ/I Don't Know
「Give Me Up」「I Don't Know」収録のシングル。いやぁベイブ、覚えてますか??
元曲のアレンジあまり覚えてないんですが、今のアイドルソングにしっかりなっています。
車で爆音でかけれないけど、僕の部屋ではヘビーローテーションです。
いや、みんな名曲だよ。聴いてみてください。
●安室奈美恵/ Baby Don't Cry
僕にとって久しぶりにぐっときた安室さん。秀逸なアレンジ、そしてやはり歌うまい。
年取るごとにうまくなってますよね〜。表情が出て来た感じで。
ミドルテンポで気持ちよさそうに。ドラマの主題歌だったらしいけど、上質のポップスです。
こういうちょっと胸にくるのは大好きです。
●セニョール・ココナッツ/プレイズYMO
こんな人たち知らなかった。アトム・ハート率いるエレクトロニック・ラテン・バンド、
セニョール・ココナッツ。彼らのYMOラテンカバーアルバム。
僕自身そんなにYMO詳しくないんですが、いや、十分楽しめます。陽気で一歩間違えると
ラテンという性質上まぬけになりがちなんですが、楽しくも上品にカバー。うまい。
●廣木光一/BOSSA IMPROVISADA
知り合いでもある廣木さんの11年ぶりのギターソロアルバム。
すべてブラジルの名曲で構成。ソロならではの展開、ソロならではのアレンジで聴かせてくれます。
ジャズでソロモのって結構飽きがちなんですが、そんなことないない。
リラックスと緊張が交差する素敵な一枚です。
●dee bridgewater/Love & peace
中古屋で見つけた一枚。きっともう廃盤。あのdee bridgewaterがホレス・シルバーの
名曲群を歌っております。歌詞つけたって事だと思います。元々ファンキーなホレス氏の歌に
合うんだよ、dee bridgewaterの声が。ホレスシルバー好きにもお勧めしたいですね。

●HOMEBOY & THE COL featuring Cecil Homeboy Lyde/
なにげなく試聴した一枚。ジャケだけだと廉価版のいんちきベストだ。
「I'll Make It On My Own」のイントロからやられた。切な系ディスコって感じで。
なんかサンプリングされてそう。他の曲もボコーダ−使ってたり時代を反映してるアレンジ満載。
B級感も含めてあいしたくなる一枚。音質悪いし(笑)。
●WISE/ Shine Like A Star
風の人うんぬんの色々な説明よりTeriyaki Boyz のMC。ソロデビュー作。
キャッチーで派手目のトラックに前向きなメッセージ。売れそうなノリ。
こんなポップでくるとは思いませんでした。
●DABO/ B.m.w. - Baby Mario World: Vol.1
DaboのHip Hopコンピレーション。よくまぁこれだけという程、今の旬の人たちが集まってます。
Simon、 B.D,、BES、KGE、Anarchy、Seeda....もちろんNITORO勢、MURO、TWIGY、ZEEBRA等、
上の世代からも大御所が参加。トラックもDABOが好きそうな「今」な感じのファンキートラック満載。
驚きは上記のメンツと同じアルバムにKrevaがいる事だよなぁ。DABOすごいよなぁ。
●あみじゃかん/Dearbros
1MC、1DJ、1トラックメイカー兼ドラムのあみじゃかん。彼らの1stアルバム。
オリジナルなフロウ、声質。そしてちゃんと聞き取れる真摯なメッセージ。熱いけど、臭いところを
ぎりぎりで避けてる。トラックもなんかこう懐かしさを備えた感じ。
ライブがいいらしいから是非観たいものです。
●あみじゃかん/
上の彼らの2ndミニアルバム。日本HIPHOPの土台を大切にした感じ、メッセージの伝わりの良さ、
は変わらず。彼らにはこれ以上のポップさもいらないし、なにが必要かと言われると......。
逆にもっとメッセージが立つように、感傷をひいたトラックでラップしてみたの聴きたいなぁ。
ドープなワンループものみたいなやつで。はまると思うけど、彼ららしさはなくなるのか。
●Think Twice/ With A Loop Some Swing
わかりやすく優しいジャズHIPHOP。繊細な感じはカナダ出身の賜物か。
単にメローでなく美しさと優しさに溢れてる。ピアノ、ビブラフォン、ギター。上ものの選び方が
いいんだろうなぁ。RAPも落ち着いていて繊細。
でも結構最後まで聴いていると飽きてしまうんだよなぁ。
●Dj Kentaro/ Enter
今や日本の至宝DJ Kentaroの初オリジナルアルバム。
Pharcyde、Spank Rock、Little Tempo、Fat Jon、New Fresh、Hifana、そして盟友のHunger等参加。
HIPHOP好きだけでなくダンスミュージック好きにはお勧め。ビート的にも。アイデアも技も楽しめます。
日本人であるアイデンティティを大切にしながら世界へ歩んでいくその姿は勇ましい。
●The Neptunes/The Remixes
人気の曲からレアな曲までThe Neptunesのリミックス集。アルバムよりもこっちの方が
面白かったりする。こうやってリミックス集が出てくれるのはヴァイナルジャンキーで無い僕には
非常に嬉しい。いろいろ「らしい」中毒性の高いビートが詰まってますが、僕のお気に入りは、
「Milkshake (Remix)」。こういうシンプルではまっちゃうビート好き。
●B.G./ Chopper City In The Ghetto
フロムサウス、キャッシュマネーのB.G.の99年発表の4作目。南は音的に好きではなかったのですが、
「Bling Bling」を聴きたくて購入した一枚。今更ですけど。「Bling Bling」って言葉が流行るくらいに
ヒットしたもんなぁ。でも僕はやっぱ南は疲れる。
●Dr.Dre/2001
思わず道を歩いていて聴きたくなって買い直した一枚。今聴いても新鮮。古くないですよ。
絶対名盤特集にも載ってるしね。蒼々たる西のメンツをはじめとして、Mary J Bligeなんかもいる。
すごい。進化したG-ファンクが込められた一枚。The Neptunesとは違った中毒性。
●Pete Rock/Underground Classics
タイトルの趣旨そのまんまのアルバム。結構持っているのと被っているのも多いけど、
そりゃ欲しいでしょ。一聴して彼だと分かる、もこもこしたフィルターワークを満喫できます。
あ〜〜〜気持ちいい。僕の中の90年代HIPHOPはプレミア、D.I.T.C.そしてピートロックだと思っているので
悪い訳無いんだけど。懐かしいだけじゃない何かがある。
●Pete Rock/ Soul Survivor: 2
上でさんざん褒めておきながら新しいのはどうなのか、と怖い気持ちで聴いてなかった
ソロ、ソウルサバイバー2作目。
ゲストには盟友CLスムース、ファラオ・モンチ、スラム・ヴィレッジ、タリブ・クウェリ、Rza、Jディラ、
等々......ソウルフルでコンシャスめなメンツが揃っています。モコモコ感少なめですが、
ソウルフルだぁ。音質で彼だと分かるのでなく(いやそれも大きいけど)、ソウルの解釈が独自である事に
気がつく一枚。
●Pete Rock /Hip Hop Underground Soul Classics
Pete Rockの名曲やお宝音源を収録した強力盤。まぁ彼くらい多くの名仕事を残した人になると
選曲に賛否両論起こるのは当たり前。とりあえず「Underground Classics」でもこれでも、どれから
入っても間違いないのは確か。あ、入門としてはPete Rock & CLsmoothか。
●Dan The Automator/2k7: Tracks
Prince Paul(デラ初期のプロデューサー)が好きで買ったHandsome Boy Modeling School。
その時のPrince Paulの相方が彼、Dan The Automator。よく知らなかったのですが、
カリフォルニア出身のプロデューサー/エンジニアで日系3世。本名はDan Nakamura(ダン・ナカムラ)。
その彼が手がけたバスケ映画のサントラ。サントラって言っても全曲ラップ入りですが。
アタック強めでかっちょいいビート満載!!!音の粒立がいい。「Catch Me」が僕は好きだ。
一時期僕の車はこれが爆音でかかっていた。
●Da King & I/Contemporary Jeep Music
93年クラシック。再発ブームは嬉しいなぁ。こんなに安く手に入るなんて。
ノリはハードめで、アッパーなものからメローまで乗りこなす。ネタ感の強いビート。
90年代初期のいわゆるジャジーHIPHOPだね。この時期のものが好きな人には絶対あたり。
「Flip Da Scrip」「Let's Take A Trip」等収録。
●Maestro Fresh Wes/Naah Diskid Can't Be From Canada
持っていたけど中古屋で見つけてまた買ってしまった。どんな感じかというと、D.I.T.C.のShowbizが
プロデュースで参加した93年作。ほら、頭にヤバ目の重いビートが浮かぶでしょ??
「Fine Tune Da Mic」「Bring It On」等、有名曲が入ってます。Da King & I的なJAZZなネタ多いですが、
こっちの方が重心重め。ドープです。
●Big L/Lifestylez Ov Da Poor & Dangerous
D.I.T.C.大勢参加。彼自身メンバーだからだけど。バックワイルド, ロードフィネス、ショウビズらが
ビートを提供。悪い訳が無い。傑作の一枚。「Put It On」「M.V.P.」「Da Graveyard」....泣ける。
ビートが重めだけに彼特有の高めの声とフローが相性がいい。
僕の中でBigLが残した2枚のアルバムは誰がなんと言おうと傑作。
●Large Pro/ Beatz: Volume 1
Main Sourceの元メンバー、lそして超有名プロデューサーLarge Professorの初のインスト・アルバムなり。
思ったよりは楽しめなかったですが、職人ぽい音作り。「The Break」「Love Wit U」なんか
楽しかったなぁ。
●Lord Finesse/ Rare & Unreleased
D.I.T.C.のLord Finesseが、自身でセレクトした裏ベスト的レア作品集。BACK TO 90's。
いぶし銀の楽曲、ストイックさ溢れるビートの数々....。後半はR&Bワークス多めでこれまた嬉しい。
HIPHOP聴かない人には単調に思えてしまうかもしれませんが、気づいた時に、はまった時に
Lord Finesseだけではなく、HIPHOPの世界があなたのもの。とりあえず「22 Years」でも聴いてみて。
●サイプレス上野とロベルト吉野/ドリーム
この一枚を最後に持って来ているのはすごい一枚だから。サグHIPHOP!ハーコー!という感じではない
ですが、こんなに濃いHIPHOPアルバム久しぶりじゃない??エンターテイメント性高く、感性豊か。
L.B.NATIONの系譜を追っているようでいてそんな事はないような...。ゲストがそうさせてる部分も
あるんだけど。2007年にロボ宙、ナオヒロック、 KING3LDKが参加しているアルバムを聴けるとは...。
SDPのボーズの声もサンプリングしてるしね。
しかも他のゲストがまた濃い!!!POCHOMKIN、Shingo☆西成、EVISBEATS、DEEP Sawer....たまらん。
こんなに楽しいのにこんなに衝撃的なアルバムには、まさに落ち込んでるシーンの救世主感すら漂う。
馬鹿にされがちなやらかい彼らだが、アホな事言ってるどころか(いや言ってるけど)、
切れ味よすぎる曲も多数。そこに悪意がないところに愛着を感じる。いやその悪意さえも愛嬌がある感じか。
歌詞やタイトル、トラックに挿入されている過去作品の引用が、ここまでのHIPHOPへの愛を感じ、
またそれが長く聴いて来ている僕なんかには最高のスパイスや、作品を奥深いものにしている。
ロボ宙が歌うフックもぞくぞくしましたよ。
まだ日本のHIPHOPは死んでないない。