私が06年6月に手に入れた音源の紹介です。
今月は30枚。また多いなぁ....。
暇だっただけに聴く時間もあったということですね。
しかも傑作多し!!!!他の月ならいいじゃん!って言う作品が
相対的に埋もれてしまってます。いやね、是非聴いてほしいのがたくさんよ。
●TWIGY/TWIG
Twigyの3年振りとなるアルバム。なんと活動20周年ですよ。すげぇ。
日本のHIPHOPの黎明期からとかそういうのはもういいです!とにかく天才だよね。
唯一無二の才能。今作はゲストにZeebra、加藤ミリヤ、D.L、雷家族、Keyco等。
ゲストからもわかるように結構シーンど真ん中な感じ。
音もフローもバラエティに富んでいます。
●アルファ&DJ Tasaka/ホットカプセル
「エクスタシー温泉」バッカゲン!しかも今度は1曲でなく、
正式にユニットでアルバム。
音はピコピコ、そしてアルファのいつも通りの悪ふざけ(いい意味で)が
乗っております!「エクスタシー温泉2006バージョン」もあります。
●Q (ラッパ我リヤ)/Bangsta
山田マンに続いて、ラッパ我リヤのQのソロアルバム。
どんな来るに来るかと思ったら、思いのほかメインストリーム。
USヒップホップ系アゲアゲからソウル使いのメロウものまで。ね、メインでしょ?
ゲストも横山剣、Full Of Harmony、Hi-D、等、シンガーが目立ちます。
思いのほか聞きやすいし、韻へのこだわりも相変わらず。
しかし、今このタイミングでQさんに期待したのはこれでしょうか。
●オジロザウルス/Rhyme&Blues
MACCHOかっくいいなぁ。上手くなったし、言葉も真摯だ。
まじめな不良って矛盾してますが、そんな彼の強い言葉が詰まってます。
音も太くて重いですが、そこはさすが、ハマの大怪獣。
メロウでウエッサイ感じさせてくれる哀愁ものも多数あり。
でも贅沢言えばもうひと味欲しかったかなぁ。あるいみ予定調和でした。
●姫/一暦
実力あるフィーメールラッパーの3rd。八王子・町田・福生あたりで
活躍しているみたいで、歌詞にも地元を感じるのが多いです。
参加メンバーも1,2作目に継いでいる感じで大きな新しい展開はない。
決して悪くないのですが、そろそろ新しい方向を見たいかな。
1〜3作の曲を混ぜちゃったらどれがどのアルバムって
僕にはなかなか区別つかないんですよね...。
●MCU/Peacetime Mcu
元キックザカンクルーのMCU。このアルバムは...まぁHIPHOPとはなんとも
呼びにくいですな。ジャケの元ネタからしてあれでしょ?
でも自分のルーツを自分の曲にゲストと共に昇華している感じ。
にしてもポップだなぁ。これえなら歌った方がいいのではないかと思ってしまったり。
ゲストはHIPHOP勢もいるけど目を引くのは、浜崎貴司、宮沢和史、175R、
森重樹一(Ziggy)、ジェット機、シアターブルック、エルマロ等々...。
言葉悪いがラップが邪魔に思えてしまったのですよ。
●はっぴいえんど/はっぴいえんど
日本のポップス界、巨匠4人の足跡。
なんか不思議な安心感。きっと今聴いているのと当時聴かれていたのでは
印象もなにも違うんだろうなぁ。そういうのを味わいたいですね。無理だけど。
●大貫妙子/PURISSIMA
「この人の声が聴きたい」そう思わせる歌い手さんが何人かいる。
大貫さんはそのうちの一人です。なんでしょう、この和む声。音。
もちろん声だけでなくメロディ、アレンジも関係してるんだよね。
こういう名曲たちが昔の作品と言う理由でなかなか手に入らないのはおかしい。
●小林克也/スネークマン2回めのオルガズム
これも廃盤。スネークマンショー、面白いよなぁ。音でないと出来ない表現をしてる。
今聴いても十分笑える。なぜ廃盤か。ファン多いと思うんだけどなぁ。
毒味たっぷりのユーモアと悪ふざけを是非。
●映画「ドラえもん」25周年記念盤「ぼくドラえもん」映画主題歌集
またリメイクらしいですな。新しいドラえもんになって、どう展開するのか
期待していたのですが....。微妙。そりゃ過去の名作は名作さ。でもなぁ。
気持ちとしては新しい話を楽しみしてます。でまぁこれは大山さん時代の映画の
主題歌が盛りだくさん。最後の方は観たことないのも多いのだけど。
この歌手選びや歌詞なんかを見ていると「王道の子供むけ」という道があったよね。
今はどうなんでしょ。
●Astor Piazzolla/Astor Piazzolla
歴史的録音をCD10枚に凝縮したBOXセット。なんかすげぇな、こういうの最近。
バンドネオンの名手だった、アストル・ピアソラの10枚組です。
内容の善し悪しはまだ聞き始めのジャンルだけにわからないけど、いい。
まぁこういうのがでるってことはいいよね。きっと。
アルゼンチン・バンドネオン奏者の権威らしいですよ。
バンドネオン--このアコーディオンに似た楽器とタンゴ(ひいては"タンゴ・ヌーヴォ"
と呼ばれるニュー・スタイル)を世界に広めると同時に、ブエノスアイレスにある
労働者階級向けのダンスホールや波止場のナイトクラブで自身のルーツを
忘れることなく着実に活動したそうです。へ〜〜、そうなのか。
メッセージはわからないが、メロディーと演奏からくる悲哀や喜びがたまらない。
でもあくまでも初級者向けなんだろうね、この10組って。
ライナーもないかた勉強するには物足りないし、わからないことが多すぎる。
マイルスのも出てたけどあれで「マイルス10枚聴きました」って
いわれてもなぁ....って感じか。
●マザーズ・オブ・インヴェンション/Freak Out
ジャケとザッパって名前知ってるなぁ、位で選んだ一枚。
ザッパを中心に組まれたマザーズ・オブ・インヴェンションの記念すべき
ファースト・アルバムらしいが、ザッパのファーストは違うのだろうか。
教えてもらえるまでほっておこう。うん、そうしよう。
内容は思いのほかかっこいい。音質も煙たくていい感じだ。実に煙い。
もっと尖っていてまるでフリージャズみたいのをイメージしていたのだが
そうでもない。いや、全然そんなことない。
歌詞カード見てないが、なんかイメージする昔のアメリカのロックじゃないか。
キャッチーだしなぁ。まいったなぁ。
大槻ケンヂ氏のエッセイで読んだザッパじゃないじゃないか。
しかしこれは本当のザッパの姿ではないのか!!???わからん。教えてくれ。
●Van Morrison/ Astral Weeks
全然知らないのだが、これもジャケで。なんかい音楽詰まってそうだなぁと。
全体的にアコースティックな響きにフルート、ビブラフォンなども。
ロックらしいがロックでしょうか。まぁロックでしょうねぇ。
僕はなんかジャズも感じました。
アンニュイだけど心が豊かなのが伝わってくる歌声。
これがロックなら俺はロックも好きですね。
●Rickie Lee Jones/浪漫
大ヒット「恋するチャック」収録。知らない曲だが名盤らしいので手にしてみた。
う〜〜〜ん。健康的だぁ!今なら考えにくいタバコジャケですが
もっと尖っているものを想像していました。なんか照れてしまうなぁ。
でも飲みながら掛けていたら思わずいい感じ。少しカントリーぽいって言っていいの?
歌も素直。優しくなっちまうぜ。
●Pete Rock/Invented The Remix
最近盛り上がってますね〜、90'sヒップホップ。その時代を盛り上げた一人、いや、
この人がいなかったら今も「良き時代」として語り継がれていなかったであろう、
トラックメイカー、Pete Rock。彼のクラシック・ワーク集がリリースされましたよ〜。
嬉しいなぁ。基本リミックスワークですけど、むちゃくちゃ楽しめますよ。
まぁコアな人にしたらあれはどうか、とか、あれがない、とか当然あるでしょうけど、
僕は楽しめました。聴いた事ないのもありましたしね。
一聴するとすぐわかる独自のフィルターワーク。ネタ感。
ソウルフルでもこもこしてますよ〜。気持ちよすぎ!
●Tribe Called Quest/Lost Tribes
また90年代もので。ヒップホップ史に燦然と輝く足跡を残した伝説のグループ、
A Tribe Called Quest。彼らののレア音源やリミックスを集めた作品集ですよ。
今更感はありますが、でも嬉しい。聴いた事ないのも恥ずかしながらありましたし。
初CD化音源もあるからね。やっぱねぇかっこいい!!
ジャズよりもジャズをしていた一時期のATCQ。
その神髄はオリジナルで聴いてもらうとして、ここでは相変わらずクールで
上品な楽曲を楽しんでほしいですね。新しい新譜買うよりも100倍外れないですよ。
個人的にはQ-TIPの唯一無二の声が大好きなので(HIPHOP界の至宝)、
それを味わっていただけたら幸いです。
●Main Source/Breaking Atoms
「Breaking Atoms」が遂にリイシュー。昔探してたけどなかったんだよね〜。
アナログで見つけても高かったしね。でも探して聴いたんだけどね。
そう言う意味では正規版では初です、聴いたの。わーい。
しかもボーナス・トラックも追加されてます。まぁオリジとは違う部分もあるけど、
これはこれってことでいいんじゃないかな。
よくジャズでもHIPHOPでもオリジナル版でなければ意味がないみたいな事を言う人
多いけど、簡単に手に入るようになって多くの人に名作を聴いてもらえる事も
重要じゃないかと思ってます。
内容はHIPHOPというジャンルではもう永遠のマスターピースと呼ばれているし、
名盤中の名盤と呼ばれているような内容で....。一言で言えばファンキー。
サンプリングしているのにネタの整合性が見事。音も意識もジャケもかっこいいよ。
●Giant Panda/With It
2004年話題になった「 With It」。ITMSで見つけたので聴いてみました。
彼等が所属するレーベル“Tres”も好きだしね。
ジャジーなネタで無茶苦茶聴きやすい。逆に聴きやすすぎるか。
Chikaramangaの日本語によるラップが唐突に入って来て知っていても驚く。
●V.A./Hiero Oldies Vol 1
Hieroglyphicsクルーからのコンピ、懐かしい感じですが、聴いてみたかったので購入。
Souls Of Mischiefが目当てでした。やはり質が高いなぁ。地下の音かと思ったら、
ものによってはかなりポップで。驚き。でも流されちゃった、って感じじゃ
ないけどね。全体的にはやはりドープです。
●Ugly Duckling/ let It Out (SDP Remix)
西海岸アングラですが、超ファンキーで楽しいUgly DucklingのBang For The Buckに
収録のこの曲のシングル。で、リミックスを我らがスチャダラパーが!
オールドスクール感溢れるギターのカッティングがテンション上がる、ナイス職人技!
しかもスチャの面々(基本はボーズ)もラップで参加。嬉しいなぁ。
ワンバースキックしてます。そろそろ新曲聴きたいなぁ〜。
●Looptroop/Modern Day City Symphony
うわぁ〜〜〜〜〜やば〜〜。全く知りませんでした。勉強不足を恥じますね。
ドープでソウルフル。ネタ選びもサンプリングセンスも最高峰じゃないですか?
とてもスウェーデンからとは...思えませんでした。
音の響き、質感もよく考えられているのでヘッドフォンで聴くとなお良し。
にしてもタイトなビートに弾むうわもの。かっこいい。HIPHOP美学ですよ。
90年代中期の音が好きな人には特にお勧めです!
チャートに乗っているHIPHOPとかうにゃうにゃ言っている奴らに聴かせたい。
これぞ本当のHip-Hop。愛。聴いて下さい。
●Phoenix/United
「If I Ever Feel Better」この1曲を聴くために買ってもらって構いませんよ。ええ。
いやアルバムがよくないってことじゃなくて、いい作品ですよ。
でも先の曲が素晴らしすぎる。甘酸っぱくて切なくてカッコよくて。
フロムフランス、これがロックなら僕はロックも好きかもしれない。
でもジャケはどうなのか。中身と乖離してる(笑)。でもね、名作。
●EGO-WRAPPIN'/Merry Merry
久しぶりのリリースですね、今作は。さてどんどん難しくなっている感じのする
彼らですが、今回は一言で言うとキャッチーじゃない、か。いい意味でね。
和風ジャズや歌謡曲みたいな世界観を彼女たちに求めすぎていたように思う。
そしてまた彼女たちも引っ張られて来ていたのではないのかなぁ、そんな声に。
解き放たれた魂を感じますよ。繰り返し聴いてみたい一枚。
●V.A./Free Soul - The Classic Of Blue Note
結構持っているのも多いんですが、でもね、やっぱ聴いてみたくて。
まぁもう「BLUE NOTE」と「FREE SOUL」なので間違いようがない。全く。
あくまでもジャジー。でもソウルフルでファンキーです。
ブルーノートが王道まっすぐな4ビートジャズとか、ジャズってちょっと...と
思っている人にはお勧めですね。聴きやすいですよ。
適当なカフェものコンピを買うくらいなら断然これ。カフェ的にも使用可能。
でもね、深くて深くて溺れますよ。
●Akiko/Collage
新しくて楽しい事をやってくれる彼女のベスト・アルバム。
基本代表曲集ですが、「通して聴いて1枚のアルバムとして成立するように」
コンパイルされたそう。そうなのか。そうなんだね。
いい意味でも悪い身でもいいのだが、実験的な面白い試みやアレンジが際立てば
際立つ程、彼女の声の特徴を私は掴めない。
なんとなくかっこよくて上手いジャズシンガーという括りは間違っていないので
あるが、さて彼女の声と言われて頭に浮かびます?そう考えるとベストの次が勝負か?
もしくは僕だけかなぁこんなこと思っているの....。
●I Am Robot & Proud/Electricity In Your House Wants To Sing
エレクトロニカ・ユニットの3作目。初めてしリましたよ。にしても見事なジャケだ。
ほしくなるよなぁ。これだけで。内容はレイハラカミ氏を好きなら間違いない。
情感も感情もある優しいエレクトロです。
レイ氏やこういう人たちの曲を「エレクトロってピコピコいってるだけで
作るのも楽そうだし飽きるよね」と言う人に聴かせてやりたい。
●V.S.O.P. The Quintet/Five Stars
1976年のニューポート・ジャズ・フェスティヴァルで大きな話題を集め
絶賛を浴びたこのThe Quintet。彼らの残念ながら廃盤の一枚。う〜ん、見事。
Herbie Hancockが好きなので興味を持ったのですが、そうでなくてもいいね。
やはり。細かい事は置いといたとして、ジャズの醍醐味が詰まってる。素敵。
●INO hidefumi/Just the two of us
シングル。とりあえずアルバムを7月に買ったのでそこにまとめます。

一言で言えばたまらん。
●INO hidefumi/Spartacus
シングル。とりあえずアルバムを7月に買ったのでそこにまとめます。

一言で言えばたまらん。
●Gnarls Barkley/St Elsewhere
奇才二人組。Danger MouseとCee-Loによる謎のユニットGnarls Barkley。
僕はシーローしかしらなかったんですけどね。それにしても変態のような二人が
チャート1位とは...。驚き。というか愉快愉快。
あとこんなにシーローが歌うまいと思わなかった。無茶ソウルフルだねぇ。
どうやって音を作っているのか知らないけど、サンプリングメインならすごいね。
古い感じの音質だけど、全体の感じは新しいし聴いた事ない。l
変態的に濃いところは濃いけど当たりはポップでキャッチー。
スタジオで撮影中に掛けても好評でした。すごい。
あとアートワークも最高。ジャケもそうですが、シングル「Crazy」のプロモも見事。
ああいうCGの使い方は大好きです。急がなくてもここまで売れるとじきに中古屋に
並ぶでしょうが、いつ聴いてもきっとかっこいいですよ。「残る音楽」だと思う。