私が06年7月に手に入れた音源の紹介です。
今月は23枚。JAZZ増えて来てるな〜。特にマイルスがブームだ。
改めて圧倒されてます。
●De La Soul/Live At Tramps Nyc 1996
デラ一枚のみのライヴ盤。今更ですが...買おう買おうと思っていたのですが、
忘れてました。ついついHIPHOPのライブ盤て後回しにしがちで..。
音質悪いの多いんだもの。でも.....これ....かっこ悪いわけがない。
曲は「Stake is high」からが多め。時期的にそうだもんね。
完成度の高いアルバムもいいが、熱さを感じるのはこっちか。
●Supersci/Pinetrees On The Pavement
スウェーデン。Looptroopに続いて、Supersciでございます。
スウェーデンヒップホップ・シーンで最もジャジーな存在と言われる4人組らしいです。
生演奏にオーソドックスかつタイトなビートが融合されとります。
まぁ日本人好みだね。とりあえずかっこいいですよ。聴きやすさ120%。
●Scientifik/Criminal Scientifik
既に他界している彼の94年のアルバムがついにCD化。
Ed O.G.にDiamond、Rza、Buckwild、The Vinyl Reanimatorsという蒼々たる
プロデューサーが参加してます。
聴いた事なかったのでなんかD.I.T.C.絡みの新譜っぽくて感激。
90sのHIPHOP、特に、PETE ROCK、D.I.T.C.好きは聴かないと!!!
●Verbal Seed/Afronauts
テキサスから。彼らの1st。メローでソウルフルなネタ使いで気持ちいい一枚。
ラップは男臭いがラフな感じではまってます。全然知らなかったけど、よかった。
なんか今となっては懐かしささえ感じるような
こういうサウンドプロダクションが好き。
●イルマリアッチ/12 VIPER'S+1
HAZUと、TOKONA-Xによるユニット、イルマリアッチ。
傑作アルバム「Tha Masta Blusta」を残した後はシングルを出し、
そのままになってしまっておりました。TOKONA-Xの訃報により、
その歴史は止まったままになると思っていたのですが…。
しかし着たよ!過去の音源を刃頭がリミックスすることで、
新たな曲へと生まれ変わらせております。リミックス集でもなければ、
未発表音源集でもない。斬新な試みだが当たっています。
えぐみたっぷりの、あの世界観はそのままに06年型としてここに見参。
●Touch Of Class (Soul)/Love Means Everything
フリーソウルの名盤が世界初CD化なり。
名曲"Love Means Everything"、"You Got To Know Better"等収録。
艶やかでゴージャス。派手なフリーソウルが好きな方にお勧めですよ。
●くるりとリップスライム/Juice - Single
どうなんでしょ。ぱっと聞き、残らなかったなぁ。ミックスのせい?
でもひねくれたポップさなんかの融合は楽しいね。思いのほか合ってる。
つい優れた2組なので、斬新な展開を期待してしまうのですが...。
新しいなにかというより、2つの間を取った感じ。どうですかね?
●mーflo loves 日之内絵美 & Ryohei/Summer Time Love - Single
う〜ん、不思議なものだ。「最近の音」だし、m-floにまちがいない。
m-floをm-flo足らしめる要素はなにか。次に紹介するSo' Flyなんてきっとこの辺
狙っているに違いないのだが、簡単にこうはいかない。この上品さと繊細さ。
独自のインテリ感さえ漂ってる。極上のポップス。そしていまだに進化中。
●So' Fly/LAST SUMMER
前の項で比較しながら書いてるけど、嫌いじゃない。頭の悪いのに徹しているから。
メロディーも夏らしくていいよね。個人的にこの声質のラッパーは合わないと思う。
まぁ彼がメンバーかどうかもしらないんだけど。
高校生の時だったら喜んで聞いてるかもね。
●SARINA/Violin Diva -1st set
アメリカにはこういう人いるけど日本では初か。かっこいいですよ。はい。
クラシックの人がこういうのをやる時に陥りがちなダサさはかなり薄い。
ただ中途半端なクラブ的エフェクト(声ネタ含む)なんかはやめるべきだ。
クラブ感なら先にビートを厚くすべきだ。
「なんとなく」な要素を排除してもっと尖った曲を聴いてみたい。
●S-key-A wit' Nao'ymt/Boom Boom Boom
日本人には珍しい歌い方と言うか声。いいね。
こういうスローミドルを曲の構成を考えながらきちんと歌い通せるのも立派。
編曲もボーカリストの魅力を生かすために考えていると思う。
シンプルだけど主張してでも邪魔じゃない。なかなかの名曲。
●二階堂和美/Lovers Rock
純粋にきもちいい音。CMでも流れてそうな無菌感があるものの、
そこをぎりぎりでかわしているのはボーカルワークか。不思議な喉の使い方ですよね。
クセになりますよ。暖かく、優し切ない。
●タラチネ/MELLOW GOLD
なんか玉置浩二を思い出しました。似てるのか、といわれるとそうでもないんだけど。
でも歌にも情感が合っていい感じ。でもなつかしい感じがするなぁ。
それはやはり玉置浩二感から来るものか。
いや、そもそも玉置浩二感はどこからくるのか。不思議な時代感。
●DAISHI DANCE/LET LIFE LOOSE feat. Lori Fine (COLD FEET)
4つ打ちです。たまにはいいねえ。Lori Fineがまた上質なものに仕上げてます。
曲自体はものすごくシンプルだと思うんだけどね。
ビートにせよ、ピアノの上物にしても。でも長く飽きずに楽しめる。
言葉悪いけどほどよくださいのがいいのではないか。俗っぽさぎりぎりでかわして
抜けていっている感じ。そのセンス感も抜群に気持ちいい。
●DJ Spinna/Back 2 U
やっぱかっこいい。絶妙な浮遊感。楽器の整合性もこの人ならではのバランス。
ボーカルもいいけど、やっぱこの曲をいいものとしているのはトラックの魅力が
大きい。トラックのほどよい間もいいね。
●FRIED PRIDE/ミュージックリーム
はい、傑作です。まぎれなく。これメジャーだったらバカ売れするんだろうなぁ。
僕もこの作品で初めて知ったので偉そうな事言えませんが。二人組です。
ボーカルとギター。この作品はオリジナルもあるけど、基本カバー。
「永遠に」「リバーサイド・ホテル」「君の瞳に恋してる」なんかです。
太く情感こもった歌声とシンプルなのにものすごい表現力を持ったギター。
アルバムが飽きる事ないからすごい。それどころか鳥肌の連続ですよ。まじで。
原曲越えも数曲あります。ぜひ聴いてみて。とりあえずお勧めは「永遠に」。
●Deodato & Airto Moreira/In Concert
ライブ盤です。何なんでしょう、このかっこよさは。
黒くない、ところがDeodatoの一つの特徴ですが、それでもフェンダーローズは
気持ちいいし、「Skyscraper」は名曲だ。フュージョンと言ってしまえば
それまでだが、この1枚でも彼の音楽性が凝縮されている。これは楽しい。
Miles Davis/Get Up With It
ヂュークエリントンに捧げられた一枚。色々なところで評論を読んでみても、
結構踏み絵的にいわれてますね。実際どうなんでしょ。
悪いアルバムではないと思うけど、ベストじゃないなぁ。なんか荘厳で苦しい。
個人的にはマイルスがオルガンをひいている「Rated X」が好きです。
すんげぇよこの曲は。
●Miles Davis/In A Silent Way
1969年2月作品。ここから本格的なエレクトリックマイルスの時代がはじまった、と
されておりますね。初期のチック、ザヴィヌル、ハンコックという新たな3人との
演奏も楽しい。いやぁ激しさ等はパンゲア等に譲るにしてもかっこよさは健在。
ドラマチックです。でも初めてマイルス聴くならこれじゃないと思う。
でもジャケの良さにつられてここから入るのも悪くないかも。
●Miles Davis/1969 Miles
最高! Shorter、Corea、Holland、DeJohnetteというメンバによる唯一の公式ライブ盤。
最近自分はマイルスの69〜70年が一番好きではないかと思い始めているので、
そんな私にとって悪いわけがない。いや、最高ではないか。
この後に続く「ビッチェズ・ブリュー」への布石うんたらなんてどうでもいい。
格好良すぎる音がここに詰まってる。「Directions」からぶっとばし。ジャズが持つ、スリルと冒険と品などがぎぃ〜ゆうっとつまってる。
有名なあの曲(track5)も恐ろしいまでの決まり方を見せている。降臨ですよ。
観客の拍手も当然というかその場にいたら涙とかいろんな液体こぼれ出してるよ。
これを気にいったら「live at filmore east」(1970/3/7)も聴いてみて。
鳥肌止まらないですよ。よりアクティブですよ。
●Miles Davis/ Black Beauty: Miles Davis Live At Fillmore West
70年の作品。僕が好きな時代のものではあるものの、
おしっこちびりそうな他の名盤と比べると頭一つ落ちるか。
「マイルス・デイヴィス・バンド史上もっとも過激な、そして、最も衝撃的な作品」と
歌われたりもしてるけど、僕はそうでもないんだなぁ。どうです?
そりゃすんごくかっこいいんだけど。特に鍵盤系はヤバい。キースいないけどヤバイ。
でもなんかこう決めが少ない感じ。全体としてかっこいい!って感じ。
大好きな「Spanish Key」とかも入っているけどいつも楽しみにしている
3分目あたりのきまりも弱くない?
●Miles Davis/Live Evil
テオ・マセロの巧みな編集によってアルバムとしてまとめられた1970年前後の
作品集。ライブ音源とスタジオ音源が交互になっているし、かなりトッ散らかっている
のかなぁと思って聴いてみましたがいいじゃないですか、これ。
実験的とかいわれてるけど、音楽の事は詳しくないのであくまでも「かっこいい」か
「悪い」か。この2つですよ。特にマイルスは。
なんかジャズというよりロック。ロックというよりファンクです。
1曲目「Sivad」なんてドファンクで始まりますしね。サンプリングしてぇ〜。
「What I Say」のリズムものりのりです。黒いです。
●Miles Davis/ Pangaea
大阪フェスティヴァル・ホールでの日本公演「アガルタ」と対をなす夜の部。
あ〜あ、なんかもう言葉なんていらないなぁっていうくらいの音渦です。
「アガルタ」も傑作ですが、これはその夜の部。最初っからテンション上がりまくり。
みんなどこへいってしまうのか、という興奮と不安がばんばん高まっていく。
グルーヴとかそういう言葉が適切なんだろうけど、とにかく聴け。
ジャズ、ロック、ファンクとかのカテゴライズは一切不要。
こんなにエネルギーのあるものに出会った事ないですよ。
出し尽くしたのか、ここからマイルスはしばらくお休みに入るのです。
でもね、今の僕は69〜70年が好きなのさ。
●INO Hidefumi/Satisfaction
マイルスをとりにしようとしたけど、一般的な取っ付きやすさも考えて。
個人的に大好きなフェンダーローズが全編鳴ってます。それだけで買い。
選曲も個人的に買い。これはもう聴いてみてくれとしかいいようが....。
今のビートに懐かしさを伴うローズの音。この組み合わせが素晴らしい。
いたない感じさえ格好良く聴こえる。最高の一枚。