私が06年8月に手に入れた音源の紹介です。
今月18枚。先月の濃いジャズを聴き続けながらHIPHOPもという感じですね。
HIPHOP的にいえばここ数ヶ月D.I.T.C.が好きです。
そして徐々にその量を増やしていく4つ打ちものという感じです。
●Daishi Dance/P.I.A.N.O.set
7月にはこの中のシングルで、今回はアルバムです。
まったくハウスは詳しくないのですが、説明には「SSTUDIO APARTMENTのレーベル
「Apt.」より札幌で大人気のハウスDJのデビューアルバム!」とのことです。
まぁPIANOの音色を基本としているから僕なんかにも聴きやすいんだろうなぁ。
メロディアスだし。生音感があるネタと打ち込み感あるビートのバランスもよし。
●Kei Kohara/Summer Night Fever
だっせぇジャケ、と思いましたが、中身はなかなか。結構硬派ですよ。
きらびやかに踊らせてくれます。ずんどこずんどこ。
ジャケであっているのは夏っぽいところかな。
●フリッパーズ ギター/Camera Talk
なにか考えていそうで小難しそうで、でもめちゃくちゃポップで。
当時考えていたかっこよさが詰まっているアルバム。
でも改めて久々に聴いたら今でもかっこ良いでやんの。
2人の天才の発芽を切り取ったかのような永遠に光り輝く一枚。
●スチャダラパー/Disco System
スチャダラパーはどこへいくのかなぁ。
ある意味こうなることは、ここ最近の流れを見ていると予測出来ていたような。
私はもっと2人の声が聴きたいです。さて、間もなく出てくるニューアルバムは
どんなかなぁ。エレクトロよりのディスコか。そして声はもはや音ネタみたいな?
●KREVA/ Have A Nice Day
KREVAはうまいなぁと思いつつ、どうしても飽きが早いので滅多に
買わないのですが、「今夜はブギーバック」をカバーしてるとなればそりゃ買うさ!
で。ラップはさすがにしないんだねぇ。面白い。でももっとはじけても良いのでは。
せっかく優れたトラックメーカーでもあるんだしね。いささか中途半端か。
●Suiken/Hot In Pot
さて。スイケンである。ニトロである。
ここ最近、ニトロ勢つまらんなぁと思い続けておりましたよ。
ダボのは面白かったけど。衰えをリリースを見ていても感じれるくらいにね。
なに出してもある程度メディアでは評判いいんだけどさぁ、そういうのも
よくわからない。XBSやGOREなんかは秀作を作っておきながらソロでは音沙汰ないし。
世間と僕がずれているのか、なんなのか。日本語HIPHOP好きとしては
全体的になやましいここ数年ではありますが、その衰え感もニトロの1stをピークに
共に下がって来ているようで。
ある意味ここ数年に置ける全体の活気とニトロの活気って
曲線グラフ(縦軸がなんなのかとかそういうのは置いておいて)を
描いたら同じような線を描くと思う。
blackCOFFEEZのぐだぐだ感なんてまさにってところじゃないでしょうか。
HMVなんかの試聴のコーナーもレゲエに大きくとって変わったしなぁ。
カテゴライズ論は嫌いですが、でもHIPHOPは、特に日本のHIPHOPは低迷してますね。

で。ここでスイケンである。前置き長いけど。
S-wordと一緒にやったやつやMontienでの活動なんかもあったけど、どういうわけか
シーンにいなかった感が強かったです。好きで気にはしていたものの。
僕的には復活作品!という感じで聴かせていただきました。
で、前置き長いけど、傑作でしょ。きたね。
いつもの面子が揃っているんだけど、なんかマジです。
まじめにかっこいいことを考えようよ、と話したかどうかは分かりませんが、
真剣さがひしひしと伝わります。一言でいうならストイックか。いや遊んでるけど。
N.M.U全員参加曲「Night Riders」が速さ的にも凄いとかいわれてますが、
トラック的にも重さが足りないと言うか、個人的にもベストではないなぁ。
DJ Spinaとの曲なんかの方が好き。とにかくSUIKENが好きだった人は聴いてみて。
そうでない人もぜひ。これは僕的には06年を代表する一枚になると思うよ。
●Killer Bong/Tokyo Dub
東京の地下は煙たいなぁ、まったく。目にしみますよ。く〜。
Killer Bomb名義のソロ作品。インストです。どろっとクールな音固まりが
うごめいています。ヘッドフォンしてすこし目の焦点を3Dの飛び出る絵を見るみたいに
ずらして聴くのがいい感じかな。
●V.A./Libra Record.-天秤録音
「Libra RECORD」から2枚組コンピです。MSC、漢、SHINGO☆西成、韻踏、
キエるマキュウ、志人、山仁、RUMI、太華、等。こりゃ豪華だ。もりだくさん。
かつての「悪名」なんかと比べる人も多いようですが、あのL.B.以外は全部という
シーンの全体感はないかなぁ。今は広がりすぎて、ああいうまとまりは出来ない
だろうが。でもすごい幅広いけどね。それに仮想敵も今と昔では異なるし。
一つ気になるのは理由は断言する気はないけど、仮想敵がメジャー等ではなくなり、
内省的な方向のものや、真にストリートに根ざした「リアル」な方向に
向かっているように感じられる今、スタイルが似てない?っってことだ。
彼らが第何世代かなんて分かんないけど、なんか小さくまとまって来ているように
思えるんだけど、そうでもないんですかね?
あとリアルなストリートを標榜されすぎるとほとんどの人はそういう生活を
送っていないわけで...共感が薄れるなぁ。表現の仕方の問題もあるんだろうけどね。
具体的なリアルストリートライフものはちょっといただけませんな。
とはいえAxis + Hoshiba「Wake Up」なんかにはグッときたし、
「なくなるメモリ」も面白かった。漢は噂通りの迫力で。
「何食わぬ顔してるならず者」はリアルだけどエンターテイメントしてる。
GEEKの持つメジャー感のおかげか?ソロアルバム聴いて検証してみるか...。
良くない事をいっているようですが、「今一番熱くて旬のはどれ?」って
聞かれたら間違いなくこれでしょうな。
●Terry The Aki-06/裏庭独走最前線
大阪、420FAMILYの代表を務めるTERRY THE AKI-06の待望のファーストアルバム。
昨年か一昨年くらいに出ていたシングル、というかミニアルバムがすごすぎて
普段は聴かないレゲエですがもちろんチェック。大阪らしく下世話でかっこいい。
フィーチャリングにもレゲエサイドからだけでなく、HIPHOPサイドからも
たくさん参加していて、そこがまた僕のような者にも聞きやすい仕上がりに
なっております。あとうち込みだけでなく、レゲエバンドV&40なんかの音もいい。
生感がある素敵な一枚。悪いけどおちゃめです。DVDもついていてお得ですよ〜。
●Amp Fiddler/Afro Strut
P-ファンク・ファミリーの鍵盤担当として活躍、Amp Fiddler。
一言でいうとクールなファンクでうわっかっけぇ。
キーボード参加の経歴でいえば、、Jamiroquai、Brand New Heavies、Fishbone、
Tony Toni Tone、Money Mark、Was Not Was、Prince、Maxwell、Seal......。
この辺が好きなら当たりです。ジャズファンク好きには当たりです。
全体的にセクシーヴォーカル多めでスムーシー。夜が似合う。
レビューに「フューチャーソウル・アルバム」とあったがまさしく。
●Ugly Duckling/Best Of Ugly Duckling
アメリカの悪ふざけUgly Duckling。彼らの日本限定企画ベストアルバム。
ベストなだけに悪いわけがない!その上日本企画アルバム、コンピレーション収録曲、
邦楽アーティストとのコラボなども収録。「Let It Out(SDP remix)」のPVまで収録!
オールドスクールなパーティーのり好きな人には必須の一枚。
SDPが絡む海外のアーティストは外れがないね!!
●Juste Nous/An Introduction To Hiphop Jazzin'
- The Complete Retrospective Of 'Juste Nous'
フランスから。MC&プロデューサー:Enz、Arken Revolution、Dernier Pro、Bunzen、Karim、Amara、Seisme、JL、S.A.T、S-IS、Be2s、Flowerblessによって
結成された最強グループ/クルー、Juste Nous(ジャスト・ヌー)らしいです。
ジャケ買いなんで全く知りませんでした。。すんごくジャジー。
それでいいてそソウルフル。またフランス語の語感が凄くセクシーで繊細。
もてる一枚。
●Dj Premier/Just Business: Pt.2
悪いわけがない。まったくもって悪いわけがない。
Premierの仕事集第二弾。あ〜〜〜渋い!これがHIPHOPですよ!と思ってしまう。
クラシックばかりですよ!"Code Of The Street""Flip The Scrip""Devil's Pie"、
"A Million & One Question(remix)".....。独自のサンプリング手法を見いだした
先人の仕事は誰も追いつけない。オンリーワン。黒光りのワンループの美学なり。
●Tribe Called Quest/Hidden Quest
ATCQ未発表曲&レア・リミックス集第三弾。「Lost Tribe」とかぶってるのも
あるけど、聴けないのがある以上買いですね。彼らの音もスタイルもいい。
Q-TIPの声聴いているだけで幸せ。でもATCQ聴いた事ない人はここからじゃない方が
いいかな。
●The Native Tongues/Remixes, Remixes And Rares
1曲目から「Buddy (Native Tongue Decision Remix)」だ!持ってるけど。
泣ける。明るく楽しい夕方という感じです...ああ。僕が彼らを好きだからいいいのか、
どうなのかは分かりませんが、こんな素敵な集団があるだろうか。
知らない人のために補足。Jnngle Brothers、A Tribe Called Quest、De La Soul、
Monie Love、Queen Latifah、Black Sheep etc....が所属するHIPHOP集団。一番力があったのは80年代後半〜90年代中期です。
そんな彼等のクラシック作品をレアものを中心にまとめたのがこいつです。
知的で楽しくて...渋みもあってとにかくかっこいい。今のメインストリームが
なんか違うなぁと思っている人、是非古いからと敬遠しないで聴いてみて。
●Maestro Fresh Wes/Naah Diskid Can't Be From Canada
Showbiz & AGの片割れShowbizがプロデュースで参加したカナダのグループ
Maestro Fresh-Wesの93年リリースの3rdアルバムです。嬉しいなぁ。音がD.I.T.C.。
ジャジーだけど渋くてドープでハードコア。今もジャスもの多いけど、
こういう渋い方向ってなかなかないですよね。貴重な一枚です。
今こそこれって感じか。
●Lord Finesse/Awakening
今年はD.I.T.C.がなんか熱いね〜〜〜。まいったねまったく。
95年に発表した歴史的名盤が再発なり。ShowbizやO.C.とかみんないる。
クラシックばかり並んでますよ。
●Wade Waters/Dark Water
とはいえ過去の作品ばかりを賞賛していてもいけません。そこでこれ。
シカゴ出身のラッパーSoulstice、Haysoosのユニットのフル・アルバムを。
う〜ん、あたたかでキャッチー。ソウルフル。泣きの一枚。
ナイスなマイクリレ−。ミドルスクール好きにはたまらないと思うんだけど。
シカゴといえばコモン、カニエさんだったりしますが、
そこらへん好きな人には当たりですよ。今年の僕の中のベスト10決定。