私が04年8月に手に入れた音源の紹介です。

	●モダ−ン今夜/赤い夜の足音 インディーズですが、いい！　 ヴォーカルの永山マキさんを中心とした11人編成のビッグ・バンド。 ジャズ、歌謡、ファンク、ボサ等々いろんなものが ごちゃ混ぜになって、それを洗練された形で 曲に仕上げている感じ。 昭和の匂いもするんだけど、平成の音楽になってるし。 懐かしいけど古くない。 いかがわしさも程よくスパイシー。 全体としての暖かい温度感も心地よいです。 それはヴォーカルもそうだし、バンドが奏でる音も暖かい。 メンバーだけでなく、音楽ジャンルもまぜてまぜて オリジナルなフィルターを通して、 モダーン今夜風に出力されています。 売れると思うんだよなぁ〜。ぜひ！ あとファンになった私は、ヴォーカルの永山さんが 新宿のとある老舗バーでママをしているらしいので いってきますね。どんなだろ〜。 ＊公式ホームページあります。
	●Imani/Dosier Volume.1 ファーサイドからソロで。 でも本隊のファーサイドももうImani入れて 2人になってしまったから今ソロを出す のもよくわかりませんが、一言で言うと「愉快」です。 そして聴きやすいのではないでしょうか。 あとわざとだろうけどDeLaSoulとネタが被りまくっています。 歌詞にもデラの名前が出てくるので関係あるんだろうけど。 でもデラには負けてます。まぁそれはね。 全曲を手掛けているスペースボーイ・ブギーX。 がつんと耳に残すには、もう少し！ってかんじですな。 全体的にはネタ感が強く、 90年代中期のHIPHOP好きにはいい感じだと思います。 Imaniのラップも心地よいです。 でもこれ買うなら個人的にはファーサイドの1st、2ndを買うべし！！ リップスライムもファーサイドは大好きらしいので リップ好きにはいいと思うよ。
	●Johnny Five/SUMMER 日本でも熱狂的なファンが多い LAのアンダーグラウンド・レーベルBasement Recordsから 素敵な1枚。 内容は…タイトル通り、「夏」です。 でもかなりレイドバックした夏ですね。 夏の夕方めにぴったし。なんかこうやるせないです。 ジャケットもそれを物語っております。 あ、でもヌジャベス的な切なさではなく、 もっとこう泥くさいです。暖かいと言うか。 またね、ラップがね、いい意味でゆるくてね、 和んでしまいます。メロー〜〜〜。 ImaniもJohnny Fiveも今月のHIPHOPは 西モノ多いなぁ。私はハーコーな西モノよりも こういう西モノが好きです。
	●大塚愛/金魚花火 ロケ先でなにを思ったか買ってしまいました。 でもいいよね。この曲。 この種の和風ポップスには弱いんだよなぁ。 で、大塚愛ってアイドルなの？ テレビでピアノ弾きながら歌っているのを見ましたが シンガーソングライター？作詞作曲の「愛」とは御本人？ 私の中では謎が多いです。
	●Five Deez/Kool Motor ファット・ジョン率いるヒップホップ・ユニット、Five Deezの デビュー・アルバム。今さらって感じですが…。 琴線に触れるようなディープなソウル、ジャズ・ネタ使いの どちらかというと涼し気な泣きメロ。 ラップもクール。 クラシック扱いされてますが、実際どうなんでしょ。 私的にはこんな感じでクールなら、ラップ入れないで Nujabesのアルバムくらいの方が気持ち良かったりするんですが。 でもいいはいい！独自の美学でビシッ！と決めてます。 Shing02が日本語でラップしてたりして面白いしね。 あ、個人的にはPase Rockがソロで出してる方が好きです。